この日は朝から雨です。天気予報と違うじゃん‥。しょうがない行くか~。実際はこんな感じです。
山頂の本丸は社になっていて麓の鳥居に駐車できるスペースがあり、そこから階段を一気に登って行きます。かなり急で木の階段も朽ち果てつつあるので気を付けて登ります。これは攻め手もかなり苦労したでしょう。登り切った後は岩肌がむき出しの尾根を進んでいくと社のある主郭に到着です。木の根がすごい張り出していて、なかなか壮観。雨の中来た甲斐があった?
主郭と副郭は一体化しているようで主郭の方がすこし高地にあるようですが、一つの郭として捕えても良いのではないでしょうか。主郭の周囲には土塁が残りかつてはかなりの規模だったようです。主郭から下がって周囲を散策すると堀切がありました。雨にぬれ続けながらの登城なので、ここでヨシとして切り上げます。
九曲城は北を除く三方を櫛田川に囲まれ北は急峻な崖になっています。要害の地にあるわけですね。天正4年(1576)川股・波瀬峯以下の川股谷の地侍約50人が織田信雄に屈せず日置大膳に一日~二日で赤桶城と共に落とされてしまったそうです。
あれ‥いま要害と書いたばかりなのに。多勢に無勢ってやつですか。
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