柘植駅より徒歩30分くらいで、芭蕉公園入口(34.835459、136.247321)に着きました。
築城年代は定かではないようですが、南北朝時代に福地伊予守によって築かれたと云われています。 福地氏は平宗清を祖とするそうです。
1581年(天正9年)第二次伊賀の乱で福地伊予守は、織田信長に与して伊賀侵攻の案内者となり、福地氏城には信長の家臣不破彦三を置きました。
伊賀平定の後に所領を安堵されましたが、裏切り者としていたたまれず、他国へ逃亡したそうです。
芭蕉公園として整備されています。松尾芭蕉はこの福地氏の一族であるため、「奥の細道」は幕府が芭蕉を隠密として旅させたものだともいわれています。
主郭は虎口に石垣を用い、高土塁で周囲を囲んでいます。
電車の時間がなく、攻城時間は15分くらいで引き上げました。次の攻城先=竹中城を目指す為、柘植駅から電車で甲南駅に向かいました。
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