1年前にも訪れているので今回は城下散策だけのつもりでしたが、鮎崎城の紅葉が思いのほか綺麗だったことから城山にも登ってみたところ、こちらもちょうど見ごろで東北曲輪や本丸で朝霧に包まれた幻想的な雰囲気の紅葉を見ることができました。
大手門側から下山すると城下を散策します。まずは二之丸北麓の三之丸から。三之丸には米蔵が建ち並んでいたようですが、現在は飛騨護国神社になっていて北東辺に往時の水堀が遺っています。三之丸から外堀代わりの江名子川を渡って法華寺へ。法華寺は熊本藩改易により金森重頼(高山藩三代藩主)にお預けになる中、病没した加藤光正(光広とも。加藤清正の嫡孫)の菩提を弔うために重頼が創建した寺院であり、本堂は高山城二之丸の建物を移築したもので、裏手の墓地には光正の墓所もありました。法華寺の墓地を抜けて少し登ったところにある神明神社の絵馬殿は高山城廃城時に月見殿を移築したもので、金森期に奉納された絵馬が掲げられています。そして素玄寺に下りてきて三之丸評議場を移築した本堂を再確認し、この日の城下散策を終了。高山陣屋に向かいました。
…と、これで城下の移築建物はひと通りめぐったつもりでいましたが、先日の城びと編集部の記事を見て、雲龍寺の鐘楼門(高山城黄雲閣移築)を見落としていたことに気付きました。さらには高山陣屋の後で行くつもりだった「飛騨高山まちの博物館」もすぐ近くを素通りしてしまっていました…。時間切れで行けなかった山城もいくつかあるので、次の機会の楽しみが増えたと考えることにしましょうか。
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