【松平氏館】
<駐車場他>松平郷第1駐車場無料20台分程あり。
<交通手段>車
<見所>松平氏館跡・高月院
<感想>日帰り松平郷の旅3城目。松平郷は松平氏・徳川氏発祥の地で、松平東照宮・高月院・松平城・大給城の4つが松平氏遺跡として国史跡となっています。
系譜上の始祖とされる松平親氏は、南北朝時代の争乱で松平郷に流れ着いた時宗の僧、徳阿弥といい、領主の松平信重から高い教養を認められ、娘婿となり松平太郎左衛門親氏と名乗り松平郷の領主を継ぎます。松平親氏の子、泰親からの嫡流からはずっとこの松平郷の領主(松平郷松平家)として相続していき明治まで課役免除の交代寄合として存続します。領主は代々太郎左衛門を名乗り墓所が郷の南東の山にあります。松平泰親あるいは親氏の子とされる松平信光が額田郡(現在の岡崎市)に進出します。信光は子が沢山いて、ここから松平家が諸派に分かれてその後裔が安祥松平家の家康にあたります。
東照宮境内にある松平郷館は無料ながら、なかなか良い資料(領主が書いた領地書440石等)が置いてあります。高月院には徳川家光寄贈の高麗門があります。参道に室町塀という趣のある土塀がありましたが撮影し損ねました。駐車場は広いですが旅行ツアーの観光ポイントになっているみたいで、行った時には観光バスが1台づつですが絶えずやって来て観光者が多かったです。満車なら高月院の駐車場を利用し松平親氏墓所から散策するとよいでしょう。
<満足度>◆◆◇
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