昨年12月の最終週に訪れた2つ目の城は、二重の馬出を備えた静岡県川根本町の小長谷城(小長井城)。
山間部を流れる大井川中流域の東岸、川からの比高約60mの丘の縁に築かれた城。
南は深い鳴沢渓谷、北は平地から約50mの崖が自然の要害。
1293年に土岐一族の小長谷則詮が築城したとされ、室町時代には今川氏に従属。今川が衰退すると武田氏に属し、城は改修されたと推測されています。
現在は、北半分にスポーツ施設が建つものの、南半分は神社として遺構が残る城跡。
訪問時は、写真の並びとは逆に鳥居の立つ枡形虎口から入城。今は社殿へ真直ぐ参道が伸びているが、確かに枡形の土塁を貫いたものであることが明白。また土塁に囲まれた境内に入ると、既に只者ではない雰囲気があり、内部の3段の曲輪も土塁で区切られているように見える。
高度に芸術的な東エリアは、諏訪原城ほどではないものの予想以上に堀が大きく、馬出には土塁が残るなど遺構の状態は実に良好。
広くはないが、魅力度の高さに滞在時間は長引き2時間越え。
個人的には2025年に訪れた中でベスト3に入る、私の城郭巡りの221城目でした。
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