よねづだいば

米津台場

静岡県浜松市

別名 : 御台場
旧国名 : 遠江

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くうくう

松風清きお台場やと地元中学校歌に唄われる市史跡

安政2年(1855)浜松藩主井上正直が幕府の命により近くの農民に築かせた。砲身約5m、人の頭ほどの口径の大砲3門を備えていたそうだ。東、中、西の3ヶ所のうちの中台場で、およそ高さ6m周囲72mの円丘をなす土塊が残る。上に登ったり周囲を歩いたりしたが、台場的な感じはつかみ辛い。遠州灘の海辺まではおよそ600m。

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しんちゃん

幕府に言われて何とか作った台場だけど、これじゃ弾が届かない。 (2023/06/18 訪問)

米津台場は安政2年(1855)幕命により、浜松藩が武士や現地の農民を動員して
築かせた台場です。
米津浜に東・中・西の三基が築かれ、現在は中の高さ6mほどの高まりが残されています。
いまでは林が連なり、かつての雰囲気を醸し出していますが
中以外の土塁は削り取られています。
かつては高さ二十数メートルあったといいますが真偽のほどは定かではありません。
ただ当時の幕府には日本の広い沿岸部に完全な状態で砲台を設置するだけの
財力も工業力も無かったと思います。
現在の海岸線からはいささか離れていますが、当時も海岸線からは
けっこう距離があったようです。
現在の海岸線には津波対策で高さ15メートルの日本最大級の防潮堤が連なっていて
こちらの方がかつての台場のイメージに近いです。

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todo94

2023年度最初の攻城 (2023/04/01 訪問)

ホテルの朝食をいただきチェックアウトした後、浜松城に赴く前に朝駆けしてまいりました。ここが2023年度最初の攻城の地となりました。

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にのまる

遠州海岸 (2023/02/23 訪問)

浜松駅から遠鉄バスで「東若林」下車。
遠鉄はIC対応ですがPASMOなどの交通系共通ICカードは使えません。しかしそこは郷に入っては郷に従え。チャージを積み増しというなど、その土地の慣習を知るのも旅の楽しみのひとつです。
バス停から海岸に向かって徒歩約20分で台場跡に到着しました。
説明板によると幕末に建造された三か所の台場のうちのひとつとのこと。砂地でさらさらした小山にのぼってみると、まっすぐに延びる防潮堤が見えました。これは行かずにはいられません。
気になるのは当時の海岸線ですが、地元のカズサンさんのご投稿により用水路のあたりだったとの情報をいただきました。ありがとうございますm(__)m
台場から海岸入口までは歩いて3分。防潮堤の上から振り返った台場が写真⑤です。都市化の中でこの場所が残された意味を考え、将来へ語り継ぐ大切さを思います。
海岸へ降りてみると、そこには得も言われぬ美しい光景が広がっていました。
自然のみがつくり出すことのできる風紋、夕日を浴びてキラキラ光る水面、釣り人の後ろ姿。
雑念に満ちた日常から解き放たれ、暫し心地よいときを過ごせました。

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城郭情報

分類・構造 台場
天守構造 なし
築城主 井上正直
築城年 安政2年(1855)
主な城主 浜松藩
遺構 土塁
指定文化財 市史跡(米津台場)
再建造物 説明板
住所 静岡県浜松市南区米津町
問い合わせ先 浜松市役所生活文化部文化財課
問い合わせ先電話番号 053-457-2466