きのめとうげじょう

木ノ芽峠城

福井県南条郡


旧国名 : 越前

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木ノ芽峠遠望。
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higekam

朝倉義景の末路をたどる (2020/09/26 訪問)

越前と若狭を仕切る木ノ芽峠。その東西に延びる山稜に東から西光寺丸城、木ノ芽峠城、木ノ芽峠、観音寺丸城、鉢伏山城と峠を挟んで並ぶ。
 想像以上に高低差が厳しい峠で、整備された部分も限られていて最高位の鉢伏山城は登城を断念。城というより砦というべきで、最新鋭の信長軍団に攻められたら一蹴されたであろう戦国初期の小規模な土塁と堀を活用した様式のように思えた。ほかに一部わずかに石が散乱していた程度。

登城当日は雨にもあい、散々に敗北を喫して帰国を急ぎ峠を越えた朝倉義景の無念さにわずかばかり触れたような気がした。

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 朝倉義景
築城年 永禄12年(1569)
主な城主 堀氏(朝倉氏家臣)、阿閉氏(織田氏家臣)
遺構 曲輪、土塁、堀切
指定文化財 町史跡
再建造物 説明板
住所 福井県南条郡南越前町二ツ屋