朝倉山城は標高173mの朝倉山の山頂に築かれています。麓に駐車場があり林道は徒歩で登っていきます。途中に地元の子供たちが書いた旧登山口の案内板があるのでそこから山に入っていきます。道はつづら折りで山頂に向かっていくのですが、だいぶ藪に埋もれてきていて、いささか見づらいです。地元の子供たちの案内板がある所が登山道なのでそれに沿って進みます。
山頂につくと展望台がありそこが主郭になります。虎口の周囲には石積みが残り破城のあとを示しているようです。展望台の上には鐘があるので周囲の獣たちに人間がいることを知らせてやります。ちなみに主郭の下の郭には猪のウンこが落ちていました。
猪のウンこは一見熊のモノに似ていますが時間が経つとバラバラになって鹿のウンこのように散らばるそうです。
主郭の東側にはテレビ塔のある郭があり、ここが二郭になるようです。南側にもいくつか郭があって先に道があるようですが自分は来た時と同じ旧道を通って戻りました。
城主は朝倉玄蕃助景連とも言われ、「朝倉始末記」には信長の越前侵攻に備えて一揆勢が立てこもったとされる記載があるようです。
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