生地台場からの転戦です。今回の富山ドライブで最大のターゲットが、城びとにまだ投稿のなかったこの城でした。登城口に関わるような有力な情報がネット上に見当たらず、不安を抱えての攻城でした。周辺を暫く見て回って、坪野集落の南側にある砂防ダムの向かって左手の道を、獣除けのフェンスを開けて進むことにします。いきなりヌスビトハギの洗礼を受けました。川沿いに進んでいくと城から離れてしまいそうだったので、標高300m付近のところで直登を試みることにします。人の通った跡らしきものをトレースして道なき道を進みます。尾根を進むと最初の高圧鉄塔にたどり着きました。先に次の高圧鉄塔が見えます。この辺りは道になっていてペグなどもありましたが、進んでいくと高圧鉄塔からは離れてしまいました。途中、恐ろしいオオスズメバチの群れや小さな猪が目の前を横切るのをやり過ごしてグーグルマップのポイントをひたすら目指します。そこは熊笹が生い茂っているだけでした。周辺を探し回ってみましたが、城址碑を見つけることはできませんでした。意気消沈して帰路に着いたものの見事に山中で迷ってしまいました。ぐるぐると似たような堀切をいくつも越えて徘徊するうちに、運よく、城址碑を見つけることができました。そこは2本目の高圧鉄塔のほど近くのピークでした。グーグルマップのポイントを目指していた辺りは、このあたりの最高所でそこよりは標高が低いかと思います。案内することも説明することも困難なのですが、地理院地図には送電線の記載があるのでグーグルマップよりは頼りになるかと思います。偶然の幸運で城址碑を拝むことができたので後は下山するだけなのですが、ここからも一筋縄ではいきませんでした。どうしても最初の鉄塔にたどり着くことができず、登って来た場所とは逆側に尾根を下って行ってしまい大変な目に遭ってしまいました。茨や枝で両腕は傷だらけ。苔と湧水で滑りやすい崖を無理やり下ってジョギングシューズもジーンズも泥だらけ。ジーンズには大きなかぎ裂きまで作ってしまいました。人生最悪の攻城とも云えそうですが、これで城びとの未投稿物件を一つクリアできたので満足です。ただ、両腕に大きな切り傷を作って流血してしまいましたので、翌日に予約を入れておいた献血はキャンセルせざるを得ませんでした。(3日以内に流血を伴うけがをすると献血はできないのです。)
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