【松倉城】
<駐車場他>登城口前10台程度駐車可能
<交通手段>車
<見所>曲輪・門跡
<感想>1泊2日富山城の旅10城目。松倉城は越中三大山城の1つで、南北朝時代の1335年、普門利清(井上俊清)によって築城されたとされる。南北朝時代後は椎名氏の居城となり、松倉金山を擁して政治・軍事の中心地として栄えた。戦国時代には城主の椎名康胤が、上杉氏から武田氏に寝返り、上杉謙信に攻められたが1度目はこれをを防ぎ、1572年信玄の西上作戦時には上杉氏に敗れ開城した。その後は上杉氏の家臣河田長親→須田満親が城将を務め、佐々成政→前田家の治領となり廃城となりました。
城跡入口まで車で行けます。主郭は南北に広く、最奥に巨石群があります。巨石群から立入禁止となっていました。主郭の奥に堀切がありもう一つ曲輪があるようです。主郭から北に4郭まであり3郭4郭は土居があります。駐車場から下っていくと大見城平という広い曲輪群があります。現地の説明板が剥がれて読めないのですが武家屋敷跡のようです。大見城平に残る城門跡は石積みの残る城門跡で見応えあります。
松倉城群の中心部としてはやや小さい印象ですが、このあと投稿する獄門原や武隈屋敷跡の遺構や城びと登録・未登録の支城群を合わせるととてつもないスケールでとても1日で巡りきれない見応えある場所です。
<満足度>◆◆◆
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