やすだじょう

安田城

富山県富山市

別名 : 安田塁
旧国名 : 越中

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二の丸西側虎口&水堀
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朝田 辰兵衛

お城EXPO城が築城されるとは… (2023/10/09 訪問)

チェブさんの書き込みを拝見し,お城EXPO城が築城されたことを知りました。ありがとうございます。ということは,パシフィコ横浜とも良好な関係が築かれたという証でしょうか…?

さて,雨ということで,安田城をチョイスしました。晴れれば近くの山城の予定でした。どちらであっても,富山駅前3番のりばからの路線バスで計画していましたので,動線にムダはありませんでした。
安田城の最寄りバス停は「安田」です。片道【430円】。ここから,徒歩約5分です。
よく,宅地造成されずに遺っていたな…というのが印象です。

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しんしんちゃん

城主片山伊賀は前田利家の遺言で粛清。 (2021/11/18 訪問)

安田城は井田川の左側に位置し、長らく畑地として使用されてきましたが、現在は
城址公園として、整備されています。二の丸から城域に入り、北に本丸、西に右郭が
存在し、周囲を水堀が取り囲んでいます。各郭の周囲に土塁が配され、特に本丸の
土塁は非常に分厚く、まるで土塁自体が一つの郭であるようです。
訪問した時間が遅かったので、写真は暗いです。月まで出てます。申し訳ないのですが
今はこれが精いっぱい。(ルパン風に)
安田城の築城年代は不明ですが、豊臣秀吉の軍勢が佐々成政を討つため白鳥城に陣を構えた時に
前田氏家臣、岡嶋一吉が安田城に移ったとあります。後に前田利長家臣、片山伊賀と岡嶋一吉が
白鳥城に置かれた時、片山らは生活の不便から利長に請うて安田城に下りてきたと有り、
その際に、白鳥城は安田城の詰めの城として位置付けられたと考えられています。
これらは戦国から時代が移るにつけ、城の主役が山城から平城に替わってきたことを感じます。
ちなみに片山伊賀は片山延高のことで、前田利家に家康との内通を疑われ、遺言には片山伊賀には
油断するなとあり、利家死後の7日後に利長の命で石川源太、松田直憲に殺害されています。
親というのはいつの時代も変わらないようです。

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昌官忠

2022夏の青春18キップ12日目:安田城 (2022/07/31 訪問)

白鳥城からの転戦です。安田資料館駐車場(36.679849、137.159324)に駐車しました。

築城年代は定かではないようですが、1585年(天正13年)頃に築かれたようです。
1585年(天正13年)羽柴秀吉による佐々成政征伐で、秀吉が富山城攻めの本陣となった白鳥城の支城として現れるのが史料上の初見だそうです。
白鳥城にいた前田氏の家臣岡島一吉が安田城に移っており、築城もこの頃と見られるそうです。
1587年(天正15年)佐々成政は肥後に転封となると、新川郡は秀吉直轄領となり、安田城の役目は一旦終わったものと考えられるようです。
1597年(慶長2年)には前田利長が守山城から富山城に移ると、岡島一吉は白鳥城へ入り、その後、ふたたび安田城へ移ったそうです。
1599年(慶長4年)前田利家死去により、利長は金沢へ帰還し、岡嶋一吉もそれに従いました。
その後しばらく代官平野三郎左衛門が居城しましたが、慶長年間(1596年~1615年)には廃城となったようです。

安田城跡資料館(月曜、祝日の翌日、年末年始は休館日 9:00~17:00(休日は16:30) 入館無料 無料駐車場50台)の駐車場が利用できます。
安田城は現在、城址公園として整備されています。
城は、3つの郭(本丸、二の丸、右郭)を配置しており、その周囲は水堀がめぐらされています。
駐車場から土橋を通り右郭に入りますが、何もありません。
右郭から土橋を通り二の丸に入ります。本丸へ続く西側を除いて土塁で囲まれています。
二の丸から土橋(土橋の上に木橋があります)を通り本丸に入ります。本丸へ続く西側を除いて土塁で囲まれています。
本丸の周囲は上端幅が広い土塁で囲まれています。
攻城時間は20分くらいでした。次の攻城先=願海寺城に向かいます。

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ぴーかる

安田城 (2022/05/21 訪問)

【安田城】
<駐車場他>安田城跡前に無料数十台分あり。
<交通手段>車

<見所>水堀・土塁
<感想>1泊2日富山城の旅3城目。安田城は1585年、秀吉が越中の佐々成政を攻めた際に秀吉本陣の白鳥城の支城として築城され、前田家家臣の岡嶋一吉が入城しました。佐々成政が降伏したのちは前田家の前線拠点として使用され、成政転封後も白鳥城の支城として使用されたが慶長年間に廃城されたと思われます。かなり当時の遺構がそのまま残る城として国史跡に指定されています。
 まず資料館に入りました。じゅんじんさんの投稿通り富山県の山城の縄張り図資料が無料で頂けて明日攻める城々の参考になりました。館内は安田城の歴史と発掘調査、出土品などが展示されています。2Fのテラスから城跡が一望できます。
 城跡は全体を水堀で囲み、主郭を含む大きい土塁囲みの曲輪が3つあります。主郭の土塁はひときわ高くなっており、土塁断面の展示室があります。水堀には白蓮が沢山咲いていました。なかなかいい、美しい土の平城でした。

<満足度>◆◆◇

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城郭情報

分類・構造 連郭式平城
築城主 岡嶋一吉
築城年 天正13年(1585)
主な城主 岡嶋氏(前田氏家臣)
廃城年 慶長年間(1596〜1615)?
遺構 曲輪、土塁、横堀(水堀)
指定文化財 国史跡(安田城跡)
再建造物 石碑、説明板
住所 富山県富山市婦中町安田
問い合わせ先 安田城跡資料館
問い合わせ先電話番号 076-469-4241