高梨氏館は北信濃の有力豪族高梨氏の館です。戦国時代には上杉氏に従いますが、豊臣秀吉の天下統一後、上杉景勝が会津に移封になると、共に従って会津に移ったため高梨氏館は廃城になりました。
「高梨館跡公園」として土塁や堀などが良く整備されており、庭園や門、礎石建物や掘立柱建物の跡が確認されています。土塁の調査で、三段階の構造を経て築造され、基部に漆喰で固めた築地塀が有ることが分かりました(現地案内板による)。
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2025/12/02 22:35
マトリョーシカ土塁 (2025/11/23 訪問)
高梨氏館は北信濃の有力豪族高梨氏の館です。戦国時代には上杉氏に従いますが、豊臣秀吉の天下統一後、上杉景勝が会津に移封になると、共に従って会津に移ったため高梨氏館は廃城になりました。
「高梨館跡公園」として土塁や堀などが良く整備されており、庭園や門、礎石建物や掘立柱建物の跡が確認されています。土塁の調査で、三段階の構造を経て築造され、基部に漆喰で固めた築地塀が有ることが分かりました(現地案内板による)。
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2025/05/19 23:34
2024/05/21 19:28
2023/07/05 07:21
再訪高梨氏館別名中野小館とも (2023/06/19 訪問)
中野陣屋・中野県庁記念館を終えて、東に約400m程の所に高梨氏館が在る、平成30年4月以来5年振りに立ち寄り再訪問しました。
駐車場は南側に整備されて駐車場が有り利用した。トイレは館内に在り。
昭和61年から平成4年に掛けて発掘調査の上、同成果を基に復元整備された高梨氏の中世方形城館跡東西約130m、南北約100mの大きさで周囲に土塁と堀を回らす。
南側の堀と土塁、復元太鼓橋を眺めて大手虎口より入城、大手虎口は大変珍しい土塁で、元在った築地塀を土で覆い大土塁としたと築地塀断面図看板が虎口に在る、中に入り各解説板を見るがアルミ板の表示は風雪劣化により大変見ずらい。
内部から東方向を眺めて、山々は鴨ヶ嶽城方向かな?、土塁周囲には木々が高く茂っている、発掘整備された庭園跡、井戸跡、建物跡は地表展示されている、東虎口と左右の土塁と堀を眺めて、南西角の土塁と堀を観察し西虎口に架かる橋を見て終了。
夏場でも安心して探訪できる高梨氏館・中野小館です。
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| 分類・構造 | 平城 |
|---|---|
| 天守構造 | 不明 |
| 築城主 | 高梨政盛 |
| 築城年 | 室町時代 |
| 主な城主 | 高梨氏 |
| 遺構 | 曲輪、土塁、横堀(空堀) |
| 指定文化財 | 国史跡(高梨氏館跡) |
| 再建造物 | 碑、説明板 |
| 住所 | 長野県中野市小舘1069-1 |
| 問い合わせ先 | 中野市生涯学習課文化財係 |
| 問い合わせ先電話番号 | 0269-38-3112 |