【林小城】
<駐車場他>駐車場はなし。4駆車で車高あれば登山口砂利道の奥、ゲート前に停めれそう、または<36.226087, 138.002368>にチェーン脱着場があるのでそこでも良いかと。
<交通手段>車
<見所>石垣・竪堀・堀切
<感想>2泊3日松本・佐久・吾妻の山城攻めの旅初日2城目。「日本100名城、続日本100名城に負けない名城 第20回小笠原氏城跡②」で取り上げられた林小城に行きました。
登山口のゲートを開けて入ります。山は整備され登山道がありますので迷う事はありません。入ってすぐほぼ麓付近に地獄の釜と呼ばれる井戸があります。城跡へは山の東側から真っすぐ南下し登って、折り返して北上して真っすぐ登り北の曲輪群に行き着きます。まず主郭背後から東斜面に落ちる大竪堀がドーンを見え、上方で主郭背後の堀切と竪堀が1つとなって大竪堀として落ちています。下から見上げると圧巻です。たどり着いた北の曲輪群ですが、特集の縄張り図では小さな無数の曲輪群がなんとなく描かれて記述されていますが、私の実際見た感想は当時はゆるやかな斜面に横幅の相当広い曲輪が棚田の様に段々と落ちていっていたように感じます。所々曲輪壁が明瞭に残されている曲輪跡が結構広く大きいので。
主要部分は主郭を中心に手前に2・3郭を配し、両サイドに腰曲輪があります。主郭は小さく土居(たぶん石垣の)囲み、南後背に土塁があり堀切があります。主郭の曲輪壁には上方に鉢巻き石垣が取り巻いています。石垣跡は主郭背後の土塁部分、主要部虎口、2・3郭の曲輪壁にも残されていて探すのが楽しいです。2郭の石垣跡は虎口や西の尾根曲輪から点々と見られます。納得の日本100名城、続日本100名城に負けない名城、見応えありました。
<満足度>◆◆◆
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