はやしこじょう

林小城

長野県松本市

別名 : 福山城
旧国名 : 信濃

投稿する
主郭石積み
口コミ・画像を投稿する

みんなの写真投稿

投稿する

みんなの口コミ

投稿する

ぴーかる

小笠原氏城跡 (2023/11/23 訪問)

【林小城】
<駐車場他>駐車場はなし。4駆車で車高あれば登山口砂利道の奥、ゲート前に停めれそう、または<36.226087, 138.002368>にチェーン脱着場があるのでそこでも良いかと。
<交通手段>車

<見所>石垣・竪堀・堀切
<感想>2泊3日松本・佐久・吾妻の山城攻めの旅初日2城目。「日本100名城、続日本100名城に負けない名城 第20回小笠原氏城跡②」で取り上げられた林小城に行きました。
 登山口のゲートを開けて入ります。山は整備され登山道がありますので迷う事はありません。入ってすぐほぼ麓付近に地獄の釜と呼ばれる井戸があります。城跡へは山の東側から真っすぐ南下し登って、折り返して北上して真っすぐ登り北の曲輪群に行き着きます。まず主郭背後から東斜面に落ちる大竪堀がドーンを見え、上方で主郭背後の堀切と竪堀が1つとなって大竪堀として落ちています。下から見上げると圧巻です。たどり着いた北の曲輪群ですが、特集の縄張り図では小さな無数の曲輪群がなんとなく描かれて記述されていますが、私の実際見た感想は当時はゆるやかな斜面に横幅の相当広い曲輪が棚田の様に段々と落ちていっていたように感じます。所々曲輪壁が明瞭に残されている曲輪跡が結構広く大きいので。
 主要部分は主郭を中心に手前に2・3郭を配し、両サイドに腰曲輪があります。主郭は小さく土居(たぶん石垣の)囲み、南後背に土塁があり堀切があります。主郭の曲輪壁には上方に鉢巻き石垣が取り巻いています。石垣跡は主郭背後の土塁部分、主要部虎口、2・3郭の曲輪壁にも残されていて探すのが楽しいです。2郭の石垣跡は虎口や西の尾根曲輪から点々と見られます。納得の日本100名城、続日本100名城に負けない名城、見応えありました。

<満足度>◆◆◆

+ 続きを読む

+ すべての写真を見る

しんしんちゃん

石垣遺構は大城より充実している。まだ未完の城か? (2023/11/19 訪問)

林小城は別名・福山城とも呼ばれ小笠原氏城館として林大城・井川城とともに国の史跡に指定されています。林大城とセットで考えられているようで麓の大嵩崎集落と合わせて小笠原氏の本拠とされているようです。登り口はいくつかあるようですが自分は大嵩崎集落の登り口から登りました。麓には水の手である「地獄の釜」があってかつては底なし沼のような様相だったらしいです。登っていくと北側に回り込むようにして北の郭を経由して主郭に向かっていきます。道中で下を見渡せば幾つもの扁平地が見渡せます。
思ったより複雑な構造をしているようで主要な郭以外にも無数の平場群や未整地のエリアが存在します。北上を続けていくと二郭を経て主郭にたどり着きます。主郭は四方に石垣を残し、特に北側には見事な石垣が残ります。主郭の内部にも石垣が存在し南側には高土塁がそびえます。どうやら主郭の中でも南側は特に格式が高いようです。そのさき南方には未整地の空間が広がりますが幾つかの堀切が存在します。どうもこの城はまだ未完成な感じがしますね。
大城に対する位置づけは不明ですが石垣遺構に関しては大城より充実しています。個人的には大城より好きな城で、山城の魅力を十分に伝えてくれています。

+ 続きを読む

+ すべての写真を見る

モト

主郭の石垣に思わず声が出てしまいました (2023/01/12 訪問)

この日は雪が積もる山を上にある主郭を目指して登りました。
登城口を歩くと、すぐに地獄の釜という沼があります。
昔、馬一頭が引き込まれたとの事、さすが地獄というネーミングが付いているだけある恐ろしい逸話のある沼です。
城の水の手という話しもあるようで、現在は井戸のようになってました。
主郭までの道のりは曲輪や竪堀や魅力的な遺構が見れました。
頂上の主郭が近づくと、囲んだ石垣が見えてきます。
雪が積もってると足場が滑りやすいのと、道が合っているのか不安を覚えながらの道のりです。
石垣が見えた時の喜びは大きかったです。
ここは林大城とのセットでぜひ訪問ください。
両城の遺構はもちろんですが、当時の2城の連携がどうだったかと連想しながら楽しめると思います。

登城口には駐車場はありません。
若干のスペースがあり、停めて獣よけフェンスを開けて山に入りました。
私はそのまま停めて林大城も見学しました。

+ 続きを読む

+ すべての写真を見る

はなじろー

石積みが立派 (2022/05/01 訪問)

林大城の後に続けて訪問しました。
土塁と石積みが立派です。
帰りは廣澤寺側に下りましたが、途中の松林がマツクイムシのせいか立ち枯れしていました。
廣澤寺に至るアプローチは雰囲気があります。

+ 続きを読む

城郭情報

分類・構造 山城
築城主 小笠原氏
築城年 長禄年間(1457〜1460)
主な城主 小笠原氏
遺構 曲輪、石積、土塁、堀切、竪堀
指定文化財 国史跡(小笠原氏城跡)
再建造物
住所 長野県松本市里山辺林
問い合わせ先 松本市教育部教育政策課教育文化センター
問い合わせ先電話番号 0263-32-7600