へやざわじょう

部谷沢城

長野県下高井郡


旧国名 : 信濃

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主郭の手前の堀切
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しんちゃん

大久保沢ルートから帰還 コ(ユ)イトの畑 (2025/11/23 訪問)

部谷沢城の続き。
尾根を北上して行くと堀切があり、これまで見た郭より広い郭があります。おそらくここが主郭の推定地の一つでしょう。堀切にスロープらしきものが付いていて主郭側に続いています。後世に付けられたものかもしれませんが、堀切から北の大久保沢に向かって道らしきものが見えます。ひょっとするとこの道は本丸への近道かもしれません。
まだ上に遺構が残っているので登って行きます。途中いくつか郭があってやがて林道に突き当たりました。大規模な山城ではありませんが、小競り合い程度なら役に立つかもしれません。
来た道を戻って行って、堀切から大久保沢に降りて行きます。下には巨石があり、その上には足場を固めるものとみられる石積がありまました。下から見あげてみると城郭の風格は有ると思いました。
多くの人が登城できるように、帰りはより楽なルートを探してみることにしました。
大久保沢を下って行くと尾根の北西に比較的登りやすそうな場所を見つけました。ここは一般の守備兵の為のものかもしれません。
少なくとも二ヵ所は城址に取りつけそうな場所があります。
沢を下って行くとコ(ユ)イトの畑と見られる小さな郭が有りました。守備兵の駐屯していた場所とすれば、普段この城址に詰めていた人数は数名程度だったのかもしれません。下って行くと鉄塔が見えてきて、やがて道路に突き当たりました。登城するならこちら側の方がオススメですが、切岸からトライする場合は足元が滑りやすいので注意が必要です。

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しんちゃん

毛見(ケミ)ストーリー (2025/11/23 訪問)

部谷沢城に行ってきました。飯山城のすぐ近くにあるんですね。ちょうどイベントで飯山城に来たのでついでに攻めてきました。今回はヘルメット着用で行きます。ガケから落ちた時にも有効です・・けっこう急な所あるんですよ。当然スプレーも装備、二本持参で一本は懐に入れて、すぐに使えるようにしておきます。
古城盛衰記さんのルートを参考に登城しましたが、切岸からの直登はかなりきつくしんどいです。二年前ならもっと楽に登れたんですが・・(体重が6kgプラス)もうちょっと絞らなくては・・
オススメルートは沢の東の城址北側の谷を迂回していくルートで途中に鉄塔も見えてきます。地形図で言うと谷に向かう台形の西南端の位地から入ることが出来ます。二通りのルートがあるわけですが、いずれも電気柵が人為的に倒されていたので入ることが出来ました。
城址は尾根上に小さな扁平地が多数続いていて、堀切の先にある、少し広めの郭が主要部と思われます。小さな扁平地がその上にも続いており、やがて林道に突き当たりますが、山城としては小振りで、砦の様な雰囲気です。
かといって耕作地という感じでもないですね。鎌倉時代から毛見郷を支配していた毛見氏の城と伝わり、身内や同族同士の小競り合い程度ならこれで十分だったのかもしれません。
北側の谷は大久保沢と呼ばれ、城址入口あたりに「ユイト(コイトか?)の畑」と呼ばれる場所があると案内板に記載があり、実際にそれらしい小スペースがありました。案内板にはユイトと記載がありますがAI先生は垣内(カイト)が訛ったコイトではないかと言ってます。このAIの回答は面白いですね。垣内=守備兵なら理屈は通っています。
北側ルートが大手と見られ、城址に入れそうな場所が二ヵ所有りました。
堀切の手前に獣のフンがありました。タヌキか小熊か・・あとで写真をじっくり見るとタヌキの様な気がします。その時は小熊の可能性も考慮して引き返そうかな? と考えましたが例によって足が上の方に勝手に向かっていきます。
どうやら私の中の「城キチしんちゃん」が目を覚ましやがったようで、こいつが出て来るとどうしようもないです。
仕方が無いので、スプレーを片手に装備していつでも発射できる体勢で堀切を目指しました。・・最近いろいろとやりづらいですね~。

佐敷城いいですね。また行きたいですね~ 次は四国や東北をゆっくり回りたいな~

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 不明
築城年 不明
主な城主 毛見氏
遺構 曲輪、横堀(空堀)
指定文化財 村史跡(部谷沢城跡)
住所 長野県下高井郡木島平村大字往郷
問い合わせ先 木島平村教育委員会社会教育係
問い合わせ先電話番号 0269-82-2350