うえはらじょう

上原城

長野県茅野市


旧国名 : 信濃

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にのまる

5年越しの。 (2023/04/08 訪問)

5年前の春、武田ゆかりの城に行くのが楽しくて、茅野駅からてくてく歩き、山道もどんどん登って到着した上原城。
鳥居越しの眺めに感動して下山したあと「あれ?板垣平ってどこだっけ?通ってない(>_<)」とずっと気になっていました。
麓の通りから山道に入る道が2本あり、駅に近い方から登ってしまったために通らなかったと判明。ほんの数十メートルのところを掠っていた…。

今回「諏訪氏城館跡」の碑を確認するため、干沢城から約3.5km、歩いて行きました。
東京の桜はすでに散っていましたが、こちらはまだまだきれいです。
上川を渡るあたりで山の中に上原城の大看板が見えてきました。山頂を見上げると満開の桜が見えます。あの鳥居のところだ!!今、あそこを独り占めできたら最高だろうなぁ…。
登るには時間がちょっと遅かったので諦めましたが、たくさん歩きながら、たくさん歩いた思い出に浸る時間が心地よかったです。

そして無事に大看板と「諏訪氏城館跡」の碑に到着。5年越しのもやもやを収めることができました。ここに来たかったんだ🎵

そして新たに、今度は桜満開の山頂の鳥居から眼下の町を眺めてみたいという夢が生まれました。(前回は5月で桜は終わっていました。)

行けば行くほど、今度はあそこに行ってみたい、あそこからの景色を見てみたいという夢(だか欲だか…)が生まれるのがお城めぐりの楽しさだなぁと思います。戦さ場であったことに思いを致しつつ、現在のお城の姿を存分に楽しみたいと思っています。

茅野駅に戻ると、ホームに標高790メートルの標柱がありました。
岩殿城と千早城とスカイツリーが634メートルだったから、すごい高いところにある駅なんだ!涼しいはずだ…。

で、18きっぷの旅ですが、もう充分に元は取れたので終わりにして、帰りは特急あずさに乗りました。快適だー♪

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小城小次郎

山城の美しさを測る尺度はないが (2022/05/01 訪問)

山城の美しさを測る尺度はまだ存在しないが、上原城がその美しさにおいて高得点を獲得することに異を唱える人は少ないのではないか。諏訪の地と諏訪の血を守るために設けられた諏訪氏の本拠地であり聖地でもあった。

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赤い城

諏訪氏の本拠地 (2022/08/15 訪問)

国道20号線沿いに案内板があり、そこから坂道を登っていきます。
案内板通りに進んで行くと諏訪氏居館跡の石碑があり、駐車場もありました。
ここから登っていくことも可能ですが更に車で進んで行くと駐車場があり、ここが主郭への近道。
説明板も立っています。
場内に入ると深い堀切がありました。
主郭とはなれ山の間です。
主郭には低い土塁も残ります。主郭の先、二郭に神社があり、その背後には巨大な物見石があります。
高さは4mくらいあるでしょうか。
ここから尾根道で居館まで続いているようです。
駐車場への帰りには先程の堀切から繋がる二重の竪堀も見ることができます。
諏訪大社大祝の諏訪氏の本拠地。
武田信玄に攻め落とされました。
その後は武田氏の信濃の拠点として使われた城です。

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姫街道

武田氏諏訪郡代の居館と城 (2022/05/04 訪問)

諏訪氏がこの地を城・居館としてたのだろうが、最終原形は武田の築城技術であり、武田氏諏訪統治の中心だったと思われる。山道を上がって行くと「上原城跡」と大きな看板。ここが、連郭式の居館跡。実際に、板垣平と呼ばれる主曲輪部から下方を眺めると、綺麗な曲輪が見える。さて、詰め城部は看板から2キロ程走ったところ。入城してすぐに大きな堀切と畝堀。二の丸には、眼下に聳え立つ物見岩。巨石だ。本丸をぐるりと一周してみたが、あちらこちらに岩が。当時は、もっと整然と並べられていた可能性がある。諏訪を見下ろす、素晴らしい城だ。

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城郭情報

分類・構造 平山城
天守構造 不明
築城主 諏訪氏
築城年 室町時代
主な改修者 板垣信方
主な城主 諏訪氏、板垣信方(武田氏家臣)、長坂虎房(武田氏家臣)
遺構 曲輪、石垣、土塁、横堀(空堀)
指定文化財 県史跡(諏訪氏城跡)
再建造物 石碑、説明板
住所 長野県茅野市ちの上原