「甲斐国志」に「安田遠江守ノ要害ナリ」と記され、平安末期に活躍した甲斐源氏安田義定の居城だった。現在小田野山標高883mには中世山城の様相が見られ、室町期守護代跡部景家によるものと考えられる。三方尾根には遺構が連なり、南の段郭、北の堀切や竪堀、東の尾根には雄雌の竜石など探索が楽しめる。登城口は普門寺西奥にある。晩秋での登城で落ち葉が多く斜面が滑り苦戦した。
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2024/01/05 09:50
甲斐国守護代跡部景家終焉の地
「甲斐国志」に「安田遠江守ノ要害ナリ」と記され、平安末期に活躍した甲斐源氏安田義定の居城だった。現在小田野山標高883mには中世山城の様相が見られ、室町期守護代跡部景家によるものと考えられる。三方尾根には遺構が連なり、南の段郭、北の堀切や竪堀、東の尾根には雄雌の竜石など探索が楽しめる。登城口は普門寺西奥にある。晩秋での登城で落ち葉が多く斜面が滑り苦戦した。
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分類・構造 | 山城 |
---|---|
築城主 | 安田義定 |
築城年 | 平安時代後期 |
主な城主 | 安田氏、跡部氏 |
遺構 | 曲輪、帯曲輪、土塁、竪堀 |
指定文化財 | 市史跡(小田野城跡) |
再建造物 | 説明板 |
住所 | 山梨県山梨市牧丘町西保中 |
問い合わせ先 | 山梨市教育委員会生涯学習課文化財担当 |
問い合わせ先電話番号 | 0553-22-1111 |