まじのじょう

真篠城

山梨県南巨摩郡

別名 : 真篠砦
旧国名 : 甲斐

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二郭下の石垣
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しんちゃん

二の郭の南に石垣と畝状の空堀群(竪堀に変化)がある。 (2023/11/25 訪問)

真篠城は標高260m、比高50mほどの小山に築かれています。小さいですが駐車場もあり、案内板も立っています。「南巨摩郡誌」(昭和11年)によれば「武田信玄の時代の烽火場で原大隅守が警護し、その後真篠勇太夫が居館である」と記してあるそうです。
城郭大系には真篠砦として記載がありますが、実際に訪れてみるとなかなか城としての機能を備えているようです。
案内板から城址方向に歩いてみると段々の平坦地が現れます。最高所が主郭で南下に二郭と見られる郭。二郭の左手に土塁か土橋のようなものが主郭に続いていています。主郭の周囲は土塁で囲まれ虎口は北側についています。主郭西側にも郭があり、尾根上にさらに西に降りていくと堀切が尾根を遮断しています。ふたたび二の郭に戻って南に向い、下側に降りたところに石垣が残っています。
そこからさらに南に向かうと畝状の空堀群が郭の端に並んでいてその様は実に壮観です。空堀群はそのまま斜面に続いていて畝状空堀群に変化しています。普段山の斜面に付いている空堀群をこれほど間近に見ることはなかなか無いので、少し感動しました。守る方も動きづらいんじゃないかと思いますがどのような意図で作ったのでしょうか?この城以外ではなかなかお目にかかれない珍しい遺構です。

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小荷駄

真篠城跡 (2022/04/01 訪問)

案内板のすぐ横の駐車場は地域の方の駐車場でその先を左に曲がった右側が駐車場になります。三台から四台は停めらるかと思います。駐車場の正面が登城口になります。トイレはありませんでした。遺構はかなり残っていますがあまり手入れがされていないので歩くのには注意が必要だと思います。一番の見所だと思っていた南側の城域に行こうとした時に蛇と遭遇、暖かくなって来たので目覚めたかなと少しひるみましたが先に進むとまたもや蛇今度は数匹まとめてお会いしてしまい相方ギブアップにつき退散となりました。そういえばカルビンさんの投稿にも蛇に遭遇したとありました。地元の方の話では獣もよく要るみたいなことをお聞きしましたので真冬の登城がよいかと思います。次回真冬にリベンジして南側の城域を散策したいと思います。この後相方のメインの千年桜を見に行きましたが既に散ってしまっていました。

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Tiger

変な場所にある畝状阻塁 (2021/10/03 訪問)

中部横断自動車道 富沢ICの近くにあります。

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じゅんじん

登城口まで大変 (2020/02/23 訪問)

国道から曲がると道が細くそのうちすれ違い不可です

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城郭情報

分類・構造 山城
築城主 武田信玄
築城年 永禄年間(1558〜1570)
主な城主 原大隈守、真篠勇太夫
遺構 曲輪、土塁、堀切、横堀(空堀)、虎口、土橋、馬出
指定文化財 県史跡(真篠城跡)
再建造物 説明板
住所 山梨県南巨摩郡南部町福士
問い合わせ先 山梨県教育委員会教育庁学術文化財課
問い合わせ先電話番号 055-223-1790