【今月のお城イベント】12月後半に開催されるイベント・展覧会をピックアップ

12月に入り、2018年も残すところ約1か月となりましたね。冬のお城では年末から年始を彩るイベントやライトアップが各地で行われています。今回は、徳川家康の生誕を祝う「家康公生誕祭」や光と火が輝く「吉野ヶ里 光の響」など、大掃除も後回しにしてつい行きたくなるようなイベントを紹介します!

【岡崎城】イベント「家康公生誕祭」

岡崎城、家康公生誕祭
 天守閣前の「龍神の井戸」からは空に向かって幸せを願うライトを照射する(一般社団法人岡崎市観光協会提供)

三英傑の一人、徳川家康の生誕を祝おう

今から476年前の1542年12月26日(旧暦)、徳川家康の波乱と栄光の人生がはじまった岡崎の地で、その生涯を偲び、偉業を讃えるイベントが開催されます。期間中は家康公の生誕を祝う神事や今年生まれた初子を祝う「竹千代行列」、開運餅投げ、岡崎の名産八丁味噌の桶で作った大太鼓を叩く体験、岡崎おもてなしキャラバン隊による岡崎の特産品グルメのおもてなしなど日替わりイベントが盛り沢山。また、約16万球のLEDでライトアップされた岡崎城と岡崎公園内も必見です!

【家康公生誕祭】
開催日:12月22日(土)〜23日(日)、26日(水)
開催時間:22日11:00〜22:00、23日12:00〜22:00、26日11:00〜22:00(各イベントの開催時間は公式HPを確認してください)
開催場所:岡崎公園周辺
料金:無料

【大坂城】イベント「大阪城イルミナージュ 幕末◆維新◆文明開化」

大阪城、イルミナージュ幕末
 新登場のエリアでは、文明開化を表現したイルミネーションが鮮やかに輝く(イルミナージュ事務局提供)

イルミネーションでよみがえる、幕末期へタイムスリップ!

夜空にそびえる大阪城天守閣を背景に、「幕末・維新・文明開化」をテーマにして150年前の幕末期を約300万球のイルミネーションで表現します。幕末期の城下の街並みを迷路にした日本初の「和迷路」や、明治時代に西洋文化を取り入れた人々の生活をきらびやかなLEDネオンで再現。また、光る刀を持った新撰組と坂本龍馬の迫力の殺陣も見どころ。イルミネーションによりよみがえった日本激動の時代に飛び込んでみませんか?


【大阪城イルミナージュ 幕末◆維新◆文明開化】
開催日:12月1日(土)〜3月3日(日)
開催時間:17:00~22:00(点灯は17:30~21:30)
開催場所:大阪城西の丸庭園
料金:中学生以上1200円、小学生以下600円、3歳未満無料

【吉野ヶ里遺跡】イベント「吉野ヶ里 光の響」

吉野ケ里遺跡、吉野ヶ里 光の響
 ライトアップされた遺跡と花火が美しい

弥生時代の遺跡で光と火の共演

吉野ヶ里遺跡で、園内のライトアップに加えキャンドルの紙灯籠で絵を描く「キャンドルの地上絵」、熱気球の夜間係留ナイトグローなどが行われるイベントが開催。熱気球のバーナーの轟音と熱を間近で感じられるほか、視界いっぱいに広がる打上花火も見どころ。また竪穴住居内の中では、弥生人のたき火で暖がとれます。光と火が共演する空間をぜひ楽しんでみてください。


【吉野ヶ里 光の響】
開催日:12月8日(土)〜12月24日(月・振)※会期中の土曜・日曜・祝日に開催(※天候により中止やイベント内容を変更することがあります)
開催時間:17:00~21:00(最終入園20:30)
開催場所:公園東口~「南内郭」・「南のムラ」芝生広場
料金:高校生以上280円、65歳以上200円、中学生以下無料

【松坂城】企画展「松坂城1588-2018 ~天下人も認めた武将 氏郷の城~」

松坂城、企画展
 「蒲生氏郷下知状」など約150点の展示物とともに松坂城の歴史にせまる(松阪市立歴史民俗資料館提供)

信長が認めた名将、蒲生氏郷と松坂城にまつわる企画展

本企画展では、織田信長の寵臣であり数々の戦を駆け抜けた名将・蒲生氏郷と織田信長、豊臣秀吉、徳川家康との関わりや、明治以降の近代の松坂城跡にも焦点を当てます。430年の長きにわたる松坂城の変遷を、書状や絵図といった文献資料や近年の発掘資料など約150点とともにたどってみましょう。

【松坂城1588-2018 ~天下人も認めた武将 氏郷の城~】
開催日:11月3日(土・祝)〜2月17日(日)
開催時間:9:00〜16:00
開催場所:松阪市立歴史民俗資料館
料金:一般100円、小・中・高校生50円

【姫路城】企画展「白鷺飛翔-姫路城築城前夜-」

姫路城、白鷺飛翔
昭和の大修理時の資料や大天守地下の出土遺物などが展示される

姫路城築城前夜からその出現までを描く

日本における近世建築の至宝であり、築城から400年経った今もなお輝きを放ち続ける世界遺産姫路城。本企画展は、姫路城昭和の大修理時に発見された大天守地下の資料や、置塩城・御着城など播磨の拠点城郭の資料を展示します。近年の城下町の発掘調査による考古学的知見をもとに、姫路城の築城前夜からその出現まで、中世から近世にかけての姫路の歴史を見てみましょう。


【白鷺飛翔-姫路城築城前夜-】
開催日:10月7日(日)〜3月31日(日)
開催時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
開催場所:姫路市埋蔵文化財センター
料金:無料

来年のことに目がいきがちなこの時期ですが、各城ではまだまだ2018年のラストイベントにもふさわしい賑やかなイベントが目白押しです!  寒さに負けず、12月後半もお城イベントを楽しんでみては?

執筆者/かみゆ歴史編集部(山岸夏紀)
「歴史はエンタテインメント!」をモットーに、ポップな媒体から専門書まで編集制作を手がける歴史コンテンツメーカー。手がける主なジャンルは日本史、世界史、美術史、宗教・神話、観光ガイドなど歴史全般。最近の編集制作物に『天皇〈125代〉の歴史』『マンガ面白いほどよくわかる!新選組』(西東社)、『さかのぼり現代史』『日本の信仰がわかる神社と神々』(朝日新聞出版)、『ニュースがわかる 図解東アジアの歴史』(SBビジュアル新書)、『ゼロからわかるケルト神話とアーサー王伝説』(イースト・プレス)など。

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