PR シロッぷ級にする?それとも武者返級?日本城郭検定にチャレンジ!

お城の検定があるのをご存知ですか?城びとのプロフィールに「城郭検定〇級です」と書かれている方もいらっしゃるので、それを見て、ちょっと気になっている人も多いのではないでしょうか。先日、2018年11月に試験が実施されるとの発表がありました。今回は日本城郭検定が一体どんな検定で、どんなレベルの問題が出るのかご紹介します!

日本城郭検定ってどんな検定?

「日本の財産である、城の奥深い魅力をより多くの人に知って欲しい」という思いで公益財団法人日本城郭協会が2012年から始めた日本城郭検定。毎回数多くのお城好きの方々が受験していて、累計のべ受験者数は、なんと約2万1000人にもなる、人気の検定です。

検定というからにはレベルがあり、「1級(上級)」「準1級(武者返級)」「2級(中級)」「3級(初級)」「4級(入門編・シロッぷ級)」の5段階の試験があります。最も難しい「1級(上級)」の平均合格率は、約4.9%!なかなかに狭き門です。

日本城郭検定
 日本城郭検定の公式サイト(https://www.kentei-uketsuke.com/shiro/。合格者の方おすすめの勉強法などが紹介されている体験談や、日本城郭検定の公式参考書なども掲載されています!

各級のレベルは?

日本城郭検定の各級のレベルの目安は以下の通り!
4級(入門編・シロッぷ級):城に興味をもったばかりで、これから学びたい入門者向け 
3級(初級):城が好き、歴史が好き、知識を得てもっと城を楽しみたい初級者向け
2級(中級):石垣や堀をみて、その奥深い歴史に思いをはせる中級者向け
準1級(武者返級):どう攻めるか、どう守るかを考えながら城を巡るつわもの向け
1級(上級):相当数のお城を巡り、本を読み、学者並みの知識を持つ上級者向け

…と言われても、自分が何級か見当もつかないですよね?せっかくなので、各級の過去問をご紹介しましょう!

過去問にチャレンジ!

<4級(入門編・シロッぷ級)>
Q:城郭建築技術が大きく衰退した原因となる江戸幕府が1615年に制定した法令はどれか。
①一国一城令 ②生類憐れみの令 ③諸士法度 ④武家諸法度

城びと読者には、サービス問題かもしれないですね!解けた方も多いのでは? 分からなかった!と言う方は、ぜひ超!入門お城セミナー「現存天守はなぜ12城しか残っていないの?」をチェック! 
正解は①一国一城令

Q:関ヶ原の戦いで敗れた毛利輝元が長州に築城した城の特徴として誤っているものはどれか。
①周辺に武家屋敷などがあり、当時の面影をよくとどめている。 ②現在の山口県にある。 ③17世紀に築城された。 ④石垣を一切用いず、築城された。

こ、これは!!シロッぷ級とはいえ、あなどれません。関ヶ原の戦いは1600年、長州ということは、山口県。これで選択肢が2つ消せました!  山口県にある毛利輝元が築城したお城って??
正解④石垣を一切用いず、築城された。

<3級(初級)
Q:天守は大きく2種類に分類される、望楼型と層塔型だが、層塔型天守を始めて建てた武将は誰か。
①豊臣秀長 ②黒田長政 ③高山右近 ④藤堂高虎

お城の本を読んでいると、この話はわりと出てくるかもしれません。城びとの超!入門お城セミナー「築城名人って何をした人?」にものってますね!
正解は④藤堂高虎

Q:蜂須賀家の築城で、天守が山頂の本丸ではなく東二の丸に建てられるという珍しい縄張りの城はどれか。
①湯築城 ②高松城 ③松山城 ④徳島城

珍しい縄張かどうかは分からなくても、徳島藩主は蜂須賀氏から正解にたどりつく方もいらっしゃるかもしれません。
正解は④徳島城

<2級(中級)>
Q:豊臣秀吉の猶子であり岡山城主であったが、西軍の副大将として関ヶ原の戦いにのぞみ、敗れて八丈島に流罪となった戦国大名は誰か。
①小早川秀秋 ②宇喜多秀家 ③浅野長政 ④安国寺恵瓊

まず、誰が西軍で、誰が東軍だったっけ…?「関ケ原の戦い」を詳しく知りたい!という方は、ぜひ9月15日(土)開催の城びと“関ケ原の戦い”トーク&ワークショップへ(笑)!
正解は②宇喜多秀家
Q:嘉永年間(1848~1853)の幕府直轄の城は3城あったが、あてはまらないのはどれか。
①大坂城 ②甲府城 ③和歌山城 ④駿府城

1848~1853年ということは、江戸時代の終わりの方ですね。直轄ということは、幕府にとって重要な城。城びとの明治維新150周年企画「維新の舞台と城」を熱心に読んでくださった方は、その知識で選択肢を減らせたかもしれません。
正解は③和歌山城

<準1級(武者返級)>
Q:織田信長の水軍として毛利水軍と戦い戦功をあげた九鬼嘉隆の本城はどれか。
①鳥羽城 ②松坂城 ③安濃城 ④伊勢大河内城 

Q:江戸城の天守は3度建てられているが、国立歴史民俗博物館所蔵の「江戸図屏風」に描かれている天守は、どの時期の天守とされているか。
①慶長天守 ②元和天守 ③寛永天守 ④元禄天守

さすが武者返級!!知識がないと太刀打ちできません!
正解はそれぞれ①鳥羽城と③寛永天守

ここまで、過去問をご紹介してきましたが、「あれ?1級は?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。日本城郭検定は年2回開催されるのですが、実は1級は年1回しか実施されないんです。合格率が低い上にチャンスも少ないとは!!

今回は特別に1級の問題も1問だけご紹介しましょう。

<1級(上級)>
洋式築城の城の一つとして「龍岡城」が続日本100名城に選定された。この龍岡城の正式名称はどれか。
①田野口陣屋 ②大給陣屋 ③龍岡陣屋 ④佐久陣屋

星形のお城として知られていますが、龍岡城は正式名称ではなかったんですね。龍岡藩に改称される前は、田野口藩と呼ばれていたそうです。
正解は①田野口陣屋

「全然解けなかった!」という方は、まずはシロッぷ級を。余裕余裕という方は、ぜひ準1級を目指してチャレンジしてみてはいかがでしょうか?今回は受験者全員に石垣柄巾着袋がプレゼントされるそう。デザインはこちら↓
城郭検定、巾着

また、検定合格者は合格認定ピンバッチも買えるそうです。シロッぷ級かわいいですね!!そのほか、合格認定名刺が持てる(有料)など、魅力的な特典も!
城郭検定、バッジ

ちなみに、準1級(武者返級)の試験にはテーマがあり、今回は「作事」に決定したそうです! 「作事」って何?と思った方は超!入門お城セミナー「城を造るにはどれくらい費用や期間がかかるの?」をチェック!

第13回 日本城郭検定概要

検定名:第13回 日本城郭検定
実施日:2,018年11月18日(日)
実施級:4級(入門編・シロッぷ級)
3級(初級)
2級(中級)
準1級(武者返級)
開催地:東京/名護屋/大阪/姫路 ※受験会場は受験票にてご案内
主催:公益財団法人 日本城郭協会
特別協力:株式会社 学研プラス
企画・運営:日本出版販売株式会社
申込締切日:2018年10月9日

執筆/城びと編集部

関連書籍・商品など