城の自由研究コンテスト 【2023年】今年はどんな自由研究が? 小学生・中学生「城の自由研究コンテスト」作品募集!

全国のお城ボーイズ&ガールズ、お待たせしました! 小・中学生対象の「城の自由研究コンテスト」が2023年も開催されます!  回を重ねて今年で22回目を迎えましたが、レベルは年々あがっており、ますます熱気が高まります。皆さんの情熱を今年もお城にぶつけませんか?

城の自由研究コンテストって?

城の自由研究コンテスト
2022年度表彰式の記念写真(日本城郭協会提供)。趣向を凝らして存分に研究した成果です

公益財団法人日本城郭協会が主催する、「城」をテーマにした自由研究のコンテストです。小学生・中学生を対象としており、個人でもグループでも参加できます。城そのものや城にまつわる歴史や地理など作品の切り口は参加者の自由に任されているため、アクティブラーニングの実践的な場にもなっており、文部科学省の後援を受けています。

応募作品数は毎年300前後と、多くの子どもたちが「城」に挑戦。第20回から小学生の部と中学生の部に分けて1次から3次まで3回の審査を行い、最優秀賞である文部科学大臣賞のほか、日本城郭協会賞、主催団体賞、優秀賞、佳作などが12月に選ばれ、同月開催予定の「お城EXPO」にて表彰式が行われます。なお、昨年は小学生の部に106作品、中学生の部に92作品の応募がありました!

昨年の文部科学大臣賞の作品はどんな研究?

第21回「城の自由研究コンテスト 小学生の部・中学生の部」、文部科学大臣賞
小学生の部:足立晴音さん「道庭城の謎が謎を呼ぶ」

城の自由研究コンテスト
学生の部:永山勘太さん「城館なき城主~廃城後の城は本当に使えなくなってしまったのか~」

昨年度の文部科学大臣賞に輝いたのは、小学生の部が足立晴音さんの「道庭城の謎が謎を呼ぶ」。足立さんは「三郷市が有名になってほしい」という地元愛から3年続けて道庭城(埼玉県三郷市)を研究テーマとし、その集大成として道庭城を特定するため、あらゆる角度から探究。なんと2年連続で文部科学大臣賞に輝く快挙を達成しました。

中学生の部で選ばれたのは、永山勘太さんの「城館なき城主~廃城後の城は本当に使えなくなってしまったのか~」。失われた城跡の研究という今までにない着眼点と、土豪・地侍クラスの城館にスポットを当て、しっかり聞き取り調査を行い研究を深めるという姿勢が高く評価されました。

▼第21回小学生・中学生「城の自由研究コンテスト」の入賞作品や表彰式の模様はこちらの記事をチェック!
 
城の自由研究コンテスト
お城EXPO 2022で展示された受賞作品の数々(日本城郭協会提供)。多くの人が熱心に見入っていました

また、「応募してみたいけど研究って何をどのようにすればいいの?」と思った方は、第18回コンテストの受賞者と保護者の方へのアンケート結果をまとめたこちらの記事をどうぞ。自由研究のカギとなるテーマ設定、調査方法、保護者のサポートなどの体験談を参考にし、夏休み中にじっくり考えて自分ならではの内容を仕上げてみましょう。レッツ・チャレンジ!

▼「受賞者と保護者の方にアンケート!いつからやった?どうやった?城の自由研究」

第22回「城の自由研究コンテスト」(小学生の部・中学生の部)概要


◆応募資格
 小学生・中学生の個人またはグループ
 ※共同制作で小・中混在の場合は中学生の部でのエントリーになります
◆応募方法
 個人応募での単独制作・共同制作または団体応募での単独制作・共同制作
 ※団体応募の場合は、どのような経緯で応募されたかも記載願います
◆部門
 小学生の部、中学生の部
 ※団体で応募された作品もすべて個人賞の対象になります
◆応募テーマ
 城・城あと・城下町・人物・事件など
◆研究・制作方法
・城と地形の関係、築城の工夫、城をめぐる人物や歴史、城をテーマとする文学や絵画、城の形比べなど、自由に研究制作してください。自分が実際に現地を訪ねた上で、本やインターネットで調べたことから疑問点など当時を想像したり仮説を立てたり、家族や専門家などから話を聞いたりして、自分なりの結論を出してまとめてみましょう。レポートは、表紙に写真を貼ったり、本文で協調したい部分を大きな模造紙や画用紙などに書き出したりして、全体的に研究成果を分かりやすく伝える工夫があるといいでしょう。
・レポート(表紙込み本文50ページ以内(参考文献等含む))・壁新聞(模造紙縦3枚以内あるいは横2枚以内)・模型など、作品の形式は問いません。ただし、模型は輸送の都合上、作品の縦・横・高さの合計が180cm以内で、展示スペース平面90×90cmに収まる大きさとします。
・模型はそれだけを出品するのではなく、テーマに関する研究のレポートを必ず作成し、添付するようにしてください。
◆応募期間 
 2023年8月1日(火)から2022年9月30日(土)(必着)
◆入選発表
 2023年12月。小学生の部、中学生の部それぞれで文部科学大臣賞、主催者賞他を授与します。
 ※入賞作品は協会ホームページなどで発表し、お城EXPO 2023の会場で展示予定
◆送付先
〒354−0045
埼玉県入間郡三芳町上富236-1
城の自由研究コンテスト事務局
◆問合せ先
公益財団法人日本城郭協会
TEL:03-6417-9703(平日11時~14時) 
◆応募の決まり(※詳細は、日本城郭協会のホームページをご確認ください)
応募には、必要事項を記入した応募用紙を添付してください。応募用紙は下記、日本城郭協会のホームページからダウンロードできます。
▼応募詳細(日本城郭協会のホームページ)はコチラ!

主催 公益財団法人日本城郭協会/株式会社ワン・パブリッシング
後援 文部科学省/教育新聞社/読売KODOMO新聞/読売中高生新聞/城びと
協力 童友社


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