2024/10/22
<出張!お城EXPO>情報 北陸で初開催!「出張!お城EXPO in 坂井・丸岡2024」 城びと編集部参戦記
現存12天守・丸岡城の目の前で「出張!お城EXPO」開催!
「出張!お城EXPO in 坂井・丸岡城」前日の10月11日、設営中の会場へ向かうべく、降り立ったのは、ハピラインふくい丸岡駅。
駅にはすでに、「お城EXPO」ののぼりがたち、坂井ほや丸と丸岡城の顔はめが!お城から顔を出す顔はめです!気分が早速盛り上がります! 地元の方が、シャトルバスの運行にあわせて、期間中コーヒーとお菓子でおもてなしをするカフェをオープンされてました。優しいおもてなし
「丸岡駅」という名前から、丸岡城まで歩いて行けそうですが、実際歩くと1時間くらいかかるため、お城EXPOの開催中は駅から会場までシャトルバスが走ります。
いいお天気で思わず何枚も写真を撮影。お城へのぼる石垣の階段に手すりがないので、石垣をよじ登る忍者気分も味わえる!?
丸岡駅から会場の丸岡体育館までは、車で約10~15分程度。実はここ、丸岡城のまさに目の前なんです。というわけで、何はともあれ、まずは丸岡城へ!
天守3階からは、今回のお城EXPOの会場が偵察できます!
実は編集部員は、初めての丸岡城だったのですが…。話に聞いていた以上に、写真で見た以上に、階段がものすごい急傾斜! 階段というよりこれは梯子(ロープつき)です。ロープがないと登れません。江戸時代、お殿様は2年に一度、家老と一緒に天守に登ったそうですが、ロープなしで登るのは大変だったろうなーと思います。
お天気に恵まれた、お城EXPO日和な2日間
編集部員もわりと早い時間に会場入りしたのですが、すでに何人もの方が並ばれてました。皆さま早い…!
今回の2日間、ものすごくお天気に恵まれました。会場前には朝早くからズラーっとお城ファンが並ぶのも、お城EXPO恒例ですね!
城びと読者に向けて、ポーズをリクエスト!
そんな来場者の皆さんを最初にお迎えするのが「丸岡城盛り上げ隊」の方々です! 武将の方々に迎えられると、ワクワクしますよね。
とっても賑わっていたので、2階から撮影した会場の様子
いよいよ開場! 皆さんが続々と入場するのを追いかけて会場内に入ると、すでにこの盛り上がり! 皆さん、最初のお目当てに向けて一直線です。
開会式の様子は、丸岡古城まつりのステージにも同時中継
会場奥のステージイベントエリアでは、お城EXPOと丸岡古城まつりの開会式を開催。そう、実は今回のお城EXPOは、丸岡古城まつりとの同時開催なのです。会場が隣り合っているおかげで両方楽しめてしまう、お城づくしの2日間なのです。
現存12天守のうち、10城が出陣。すごい!
「城めぐり観光情報ゾーン」には、丸岡城をはじめ、弘前城、備中松山城、丸亀城、高知城、松本城、犬山城、彦根城、国宝五城協議会、姫路城、松江城、宇和島城・松山城(パンフレットのみ)と、お城のブースがズラリ。のぼりがはためいて、壮観です!
丸岡城ブース
丸岡城ブースでは、砲台で黒船を狙う射的ゲームを実施。見事打ち落とせるとプレゼントがもらえたり、
松本城ブース
松本城ブースでは、ガラガラで抽選を楽しんだり、
弘前城ブース
弘前城ブースでは、石垣の石に実際に触れながら、石垣普請のお話を聞けたり、陣羽織で撮影したり、
彦根城ブース
彦根城ブースでは、翌日のお城EXPO2日目に登場予定のひこにゃん情報を聞いているファンを発見したり、
松江城ブース。馬之介さんと一緒に、栗原響大さんがいたので、ポーズをとってもらいました!
松江城ブースでは、随時開催されていた楠馬之介さん(まつえ時代案内人)の城学コーナーの人気っぷりや、お城博士ちゃん・栗原響大さんのトークショーやサイン会の盛況ぶりを実感したり、
高知城ブース
高知城ブースでは刀を持ってみたり(研いでいないだけで、実際の刀と同じものとのこと)、ウサギ耳がかわいい変わり兜をかぶってみたり。各ブースで色々な体験を楽しめました。
お城のスペシャリストやご当地キャラによるステージも
ブースだけではありません。もちろん、講演やトークショーなども開催! 小和田哲男先生の講演をはじめ、千田嘉博先生と平山優先生の対談、高橋英樹さんと栗原響大さんのトークショー、百口城主による丸岡城の魅力紹介等、2日間様々なステージが繰り広げられました。
小和田哲男先生。入口で写真をお願いしたら、まわりの皆さまも撮影をはじめ、ミニ撮影会に!
トークショーの前に、書籍販売ブースにいらした千田嘉博先生と平山優先生。編集部のお願いに快くポーズをとってくださいました
ご当地キャラの共演は、お互いの得意ポーズを教えあうという幸せで癒しの空間が広がっていました
「百口城主」が語る丸岡城には、城びとアンバサダーの小城小次郎さんが百口城主として登場!
開催地・丸岡ならではの展示も
丸岡城下町再生古地図の展示では、タッチパネルで指をずらすと現在の地図から江戸時代(17世紀中頃)の古地図に…!
その土地ならではの展示を楽しめるのも「出張!お城EXPO」の楽しみの一つ。今年は寛永元年(1624)に丸岡藩が成立して400年の記念の年。「丸岡藩誕生400年」の記念展示として、丸岡藩の歴史と丸岡城の築城から現在の地域の象徴となるまでの歴史を紐解く展示を展開したほか、「伝 丸岡城鬼瓦(追手門か)」(江戸時代)の展示も!
「現存12天守模型・お城の基礎知識」や「日本100名城・続日本100名城」パネル展なども、皆さん熱心にご覧になっていました。
戦国魂さんのコーナーには、デザイナーの井上さんの姿も。城びとの「本能寺の変」「山崎の戦い」の御城印帳は井上さんのデザインを使用させていただいています。いつ見ても素敵なデザイン!
お城のグッズは「戦国魂」さんが出展! 今回限定の「出張!お城EXPO in 坂井・丸岡城」の御城印のほか、城びとの「登場しました!エコバッグ」も販売していただきました。
丸岡古城まつりも満喫!
会場の外では「第55回丸岡古城まつり」を同時開催しており、ファミリーを中心に大賑わい! お天気がいいので、皆さま思い思いに楽しんでいます。いろいろなブースやキッチンカーが並んでましたが、なかでも編集部員が注目したのは、「坂井市おもてなしブース」。
「福井といえば越前蕎麦」ということで越前そばの愛好会さんのブースがあったり、福井といえば「お米」ということで、おにぎりの食べ比べや、「お米グラムぴったりチャレンジ」があったり。ぴったりチャレンジは、400gのお米を前後20g以内で量れると商品がもらえるのですが、編集部員は500g超え。欲張りすぎました…。
笏谷石のワークショップなんて、お城ファンはめちゃくちゃ気になるワークショップも! 色々色々「おもてなし」をしてくださる心が伝わって、とっても素敵なブースでした。
お城EXPOの会場の前を山車が通ります。間近で大迫力!
古城まつりは、さすが55回も続いているお祭りとあって、武者行列、山車、鉄砲隊、総踊りと、その土地ゆかりのイベントが目白押し。
丸岡中学校の文化祭の展示コーナーには、丸岡城の模型が。さすがお膝元の中学校!
とっても楽しく、にぎやかな「出張!お城EXPO in 坂井・丸岡城」。あっという間の2日間でした。そして、編集部員は、2日間ですかり坂井ほや丸のファンに。ひこにゃんとのコラボグッズも入手しました!
2日間で大変多くの方に来場いただきました。ありがとうございます! 最後に、会場で寄せられた北陸へのメッセージをご紹介して、今回のレポートを終わりにしたいと思います!
取材・執筆/城びと編集部