大人も学べる 理文先生のお城がっこう 大人も「お城がっこう」|歴史編 第47回 織田信長の居城(一門衆の城)

天正9年(1581)2月28日、織田信長は畿内及び近隣諸国の大名・小名・武将たちを呼び出し、優れた馬を集め、京都で史上空前の御馬揃(おうまぞろ)え(現在の軍事パレードです)を行いました。内裏(だいり)(天皇の居所を中心とする御殿のことです)の東側に、南北の長さ八町(約800m)の馬場(ばば)(乗馬を行うための場所です)を築き、内裏の東門築地(ついじ)の外に、天皇、公卿(くぎょう)(公家の中でもとても位の高い人たちです)・殿上人(てんじょうびと)(天皇の日常生活の場である清涼殿の殿上間に昇ることを許された者のことです)たちが見物するための仮の宮殿を建て、もてなしたのです。

こちらの記事は会員限定です。

城びと会員登録(無料)をすると
続きをお読みいただけます。