前田慶次の自腹でお城めぐり 【第15回】凸伊賀上野城 中編~高石垣と文化を繋ぐ伊賀上野城~

整備された道となっており、嘗(かつ)ての様子を知る術が無いのが至極残念である。
本丸への虎口は如何様になっておったのか?
築城名手である藤堂高虎の虎口は狭く枡形門を形成する事が多い。
伊賀上野城はどうであったのか気になる所じゃ。

因みに伊賀上野城を改修した藤堂高虎は津城を本城とし
伊賀上野城を完成させる前に弟(高清)に譲っており未完成で終わった城でもある。
大坂勢との戦に備えて改修された為、
西側に高石垣を始めとした戦の備えに力を入れた事が分かるぞ!
逆に東と南側の守備力はちと弱いと見える。
それも本完成の姿を見れば違ったのやも知れん。

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