戦国時代の九州には、大きな力を持つ三つの勢力がありました。大友氏と島津氏と龍造寺氏です。大友氏は、鎌倉時代から戦国時代にかけて、豊後国(現在の大分県)を本拠に活躍した一族です。大友能直が源頼朝より、豊後国守護職を命じられ、以後世襲していきます。豊後だけでなく、築後にも進出し、守護大名から戦国大名に成長し、最盛期には豊後・築後・豊前・肥前・肥後・筑前6ヶ国と日向・伊予の各半国を領有しました。今回は、この大友氏21代当主の宗麟とその城を見ていきたいと思います。
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