前回、戦国時代の城や江戸時代の城の樹木について見てきました。曲輪内にほとんど樹木は存在せず、外郭の土塀代わりに、見隠しとして植えられた樹木があることや、山城や平山城の樹木は数を減らし剪定(樹木の枝を切り、形を整えたり、風通しを良くしたりする事です)され、常に管理されていたことなどをまとめました。それでは、城内に人工的に植えられた樹木は無かったのでしょうか。今回は、人工的に植えられた樹木類について見ていきたいと思います。
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