戦国時代の武将たちの戦略の一つとして、お城に立て籠もる「籠城戦」がありました。籠城戦というと、敵の攻撃を耐え続けた末に籠城側が最終的に敗れてしまうイメージがありますが、実際はどうだったのか? 小和田哲男先生が、籠城側が敵を撃退した戦いを通じて、その戦略を紐解きます。第11回のテーマは、佐々成政と前田利家との間で勃発した「末森城の戦い」です。この攻城戦と歴史に残る小牧・長久手の戦いとの関係や、籠城戦の勝敗を決めた意外な功労者の存在について見ていきましょう。
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