籠城戦で敵を撃退した戦いを検証する|小和田哲男 第10回 長篠城の戦い

日本城郭協会理事長の小和田哲男先生が、籠城戦で籠城側が敵を撃退した戦いを通じその戦略を紐解く連載講座「籠城戦で敵を撃退した戦いを検証する」。第10回は、徳川家康によって陥落した長篠城を武田勝頼が奪い返そうとした「長篠城の戦い」です。天正3年(1575)5月の戦いが有名ですが、実はその前にも「長篠の戦い」は繰り広げられていたのです。さらに、武田軍と織田・徳川連合軍が激突した設楽原の戦いとの関係にも注目しながら、歴史を左右した籠城戦の行方を見ていきましょう。

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