2021/10/28

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2021年10月9日（土）に滋賀県長浜市で開催された「出張！お城EXPO in 滋賀・びわ湖」。当日はとても多くの来城者の方で賑わいました。今回はそのイベントの様子を城びと編集部がレポートします！参加する前に、せっかくなら滋賀のお城もみなさんに楽しんでほしい…ということで、編集部もしっかり楽しんできました（笑）周辺のお城レポートもあわせてどうぞ！

会場に行く前に、まずは彦根城へ

「出張！お城EXPO 」は毎年12月に横浜で開催される日本最大級のお城の祭典「お城EXPO」の出城版。滋賀県での開催は、昨年から2年連続です。今年は長浜文化芸術会館に会場を移し、講演のほか、城郭関係のブースの出展、マルシェやツアーなどが実施されました。

当日は朝9時からの開城になるので、準備のため城びと編集部は前日の8日に滋賀県入り。7日の夜に東京で大きな地震があった影響で、翌朝の電車が遅延や徐行運転になるなどアクシデントはありましたが、なんとか新幹線に乗り込み、まずは彦根へ。　

とってもいいお天気の彦根城。4月から今年の年末まで限定発売されている「ひこにゃん誕生15周年記念　入城記念符」（日付を入れていただけるの嬉しいですね！）を購入して、入城。ちょうど1週間ほど前に緊急事態宣言等が全都道府県解除されていましたが、平日ということもあってか人はまばらでした。

鐘の丸売店のところで、ほしかった「ひこにゃん×赤い羽根　コラボ募金バッジ」のガチャガチャを発見！もちろんゲットしました。　天秤櫓から佐和山城を探してみたり、着見台からの景色を楽しんだりして、天守へ向かいます。

彦根城の天守といえば、急すぎる階段！　靴下を履いて、動きやすいパンツにリュック姿でしたが、あまりの急さに手すりにへばりつきながら登ります。各階ほぼ貸し切り状態という贅沢さ！　いつもは人がいて撮影できないですが、この機会にと階段を色々な角度から撮影。これを当時の方は、袴姿で登ったのですよね。。。登りより、階段を降りる方がもっと怖かったです。

天守を見学した後は、玄宮園へ。江戸時代と同じ景色かと思うと、感動もひとしお。玄宮園ではスケッチされている人がたくさんいらっしゃいました。私たちが写真をパシャパシャと撮影しているその横で静かに絵筆を握るその姿を目にすると、この美しさを感動とともに絵に描けるのがうらやましかったです。

夢京橋キャッスルロードで、近江牛ランチを楽しんだ後は、いよいよ「出張！お城EXPO」の会場である長浜へ。駅に着くと、豊臣秀吉公と長浜城の大きな絵に迎えられます。長浜はどうやらガラスの街らしく、とても素敵なステンドグラスの駅名看板もありました。

今回の会場の長浜文化芸術会館は、豊臣秀吉の居城であった長浜城跡に広がる豊公園に隣接する施設。長浜城歴史博物館は、残念ながらこの日は耐震・改修工事で長期休館中だったので、遠くから写真をパチリ！　長浜城周辺を散策して準備のために会場入り！　中では、明日への準備の設営が着々と進んでいました。城びと編集部は手作り感あふれるブースを準備。明日に備えます！

2年連続開催！「出張！お城EXPO in 滋賀・びわ湖」

10月9日（土）、いよいよ「出張！お城EXPO」当日です！　爽やかなお天気に恵まれました。城びと編集部は会場に近いホテルに宿泊していたので、朝はお散歩がてら琵琶湖へ。すでに釣り人の姿が。豊臣秀吉もこんな風景を見たのでしょうか？

当日は、基調講演「羽柴秀吉長浜築城の歴史的意義～町づくりと石田三成らの登用～」（小和田哲男氏）、基調講演「京極氏から浅井氏へ～城郭に見る守護から戦国大名への転換～」（太田浩司氏）が開催。基調講演に参加できるチケットはすでにソールドアウト！　さらに開城前から、会場をぐるりと来城者の皆さまが並ぶという大盛況で幕を開けました！　

長浜城歴史博物館所蔵の資料（複製）やジオラマ・地図を用いた特別展示「湖北の戦国大名　浅井氏の盛衰」や、日本100名城のパネル展のほか、滋賀県のお城情報などのチラシもズラリ！

観光情報ゾーンには、市町村のブースや御城印やお城グッズを販売するお城グッズのブースが！　武将隊の皆さまの姿も見えて、大変賑わっていました。

城びとのブースも観光情報ゾーン内に設置しました。城びとはグッズの販売のほか、場所でつながるコミュニティアプリ「SpoTribe（スポットライブ）」と城びとがコラボレーションしたスタンプラリーを実施。みなさんアプリのダウンロードや「ごはんこれがおいしいよ！」「御歌頭さんのライブがすごい！」といった情報をコミュニティに投稿することで、このイベントをより楽しんでいただけた模様。写真は、城びとブースにいらしてくださった関ケ原組の細川興元様と髙山右近様。また、ニッポン城めぐりは異名をgetできるガラポンを開催！　そのほか、この会場限定の御城印ステッカー等お城EXPOグッズの販売や、会場外ではグッズやグルメが楽しめるマルシェが並んでいました。

会場は、長浜城のある豊公園と隣接しているので、マルシェでお昼を買って、琵琶湖畔でのんびりランチということもできました！　編集部員は、近江牛焼きそばを買って、太閤井戸を眺めながらのランチを楽しみました！・・・が、結構磯の香りが強かったです(笑)。当日は、長浜城をめぐるツアーなどコラボ企画も開催されていて、ちょうど、ツアーの一行が太閤井戸の解説を受けている姿も。

ステージでは、墨絵師　御歌頭先生によるライブパフォーマンスやひこにゃんによる彦根市のPRなども。御歌頭先生は、2回パフォーマンスをされましたが、15分ほどの時間でこの迫力の墨絵を書き上げる一部始終を見ることができました。写真は1回目に描かれた豊臣秀吉と長浜城。どの武将を描いているのかを想像するのも楽しんでほしいとのことで、兜は最後の最後に描かれました！　コロナ禍での開催ということで、会場の席は一つ置き。武将のイラストで注意喚起をするのが、お城EXPOらしいですね！

久しぶりのお城のイベントということで、大盛況だった「出張！お城EXPO」。城びと編集部も久しぶりにお城ファンの皆さまとお会いすることができてとても楽しかったです。城びとブースにいらしてくださった皆さま、どうもありがとうございました！