安土山主要部へ至る道は、谷筋と尾根上を利用し山麓から主要部へ続く道(幹線)と、それらを結ぶ等高線に沿った横道(支道)とに大きく二分される。文献史料、発掘調査、現地踏査等から現時点で考えられる確実に主要部と山麓を結ぶ幹線は5筋である。
1 大手道(安土山南面中央の谷筋に設けられた道で、直線で約180m延び、伝徳川家康邸の上で西へと折れ30m程進み、伝武井夕庵(たけいせきあん)邸からはつづらに折れて百々橋(どどばし)口道に合流)。
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