理文先生のお城NEWS解説 第14回 月山富田城の再整備1

月山富田城(島根県安来市)は、平成5年(1993)から8年度にかけて、史跡等活用特別整備事業「ふるさと歴史の広場」の指定を受け、山麓部の花ノ壇や山中御殿(さんちゅうごてん)、山上部に残る石垣等の整備が行われました。整備から30年の歳月がたち、城跡周辺は鬱蒼と樹木が茂り、昭和40年代に設けた山上部への散策路の痛みも激しく、全国屈指と言われる城跡の魅力が伝わる環境では無くなってしまったのです。

そこで、平成26年度から5年間をかけて、城跡の再整備に着手し、昨年度事業が終了しました。

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