大人も学べる 理文先生のお城がっこう 大人も「お城がっこう」|歴史編 第9回 鎌倉城と切通し

治承4年(1180)、平氏を追いかけて討ち取るために、兵を集めて軍事的な行動を起こした源頼朝は、古くから源氏に縁の深い地「鎌倉」へと入りました。鎌倉入りは、下総(しもうさ)(主に、現在の千葉県北部と茨城県西部)の千葉常胤(ちばつねたね)の進言(目上の者に対して意見を申し述べること)によるとも言われています。源氏に縁の深い土地であること、それだけではなくさらに海に面した交通の重要な地点であったことが決め手になりました。

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