大人も学べる 理文先生のお城がっこう 大人も「お城がっこう」|歴史編 第7回 多賀城と東北の城柵

城柵の設置
7世紀から11世紀頃まで、天皇を中心にした大和政権が蝦夷地(東北地方)を治めるために築いた軍隊の運営や政治を行うための機関を城柵(現在の東北地方に置かれた政治を行うためと蝦夷に備えた軍隊を駐屯させる機能を併せ持つ施設)と呼んでいます。初めて記録に登場するのは、大化3年(647)に設置された渟足柵(ぬたりのき)(新潟市付近)で、続いて翌年には磐舟柵(いわふねのき)(新潟県村上市付近)が造られました。

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