大人も学べる 理文先生のお城がっこう 大人も「お城がっこう」|歴史編 第10回 御家人の館

1185年に平氏が滅亡し、源頼朝率いる源氏が力を持つようになりました。朝廷側のトップである後白河法皇は、源頼朝が力を付け、平清盛のようになることを恐れたのです。そこで、実際に平氏を追いかけて討ち取った頼朝の弟・義経を取り込もうと、頼朝に知られないようにこそこそと手を回し、兄頼朝を打ち取ることを命じました。源氏が、力を付けないようにと考えた作戦でしたが、義経は失敗してしまいます。法皇が隠れて命令したことを知った頼朝は、京都へ軍隊を派遣し、おどかし、法皇から「義経を追いかけて捕えろ」という命令を出させました。

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