大人も学べる 理文先生のお城がっこう 大人も「お城がっこう」| 歴史編 第38回 織田信秀の居城移転1

「尾張の虎」と呼ばれ、主君をしのいでその上に出るまでに成長した織田信秀は、信長の父として有名ですが、戦国大名としても大きな成果をあげています。信長が、清洲城(愛知県清須市)から小牧山城(愛知県小牧市)、岐阜城(岐阜県岐阜市)、そして安土城(滋賀県近江八幡市)へと、その支配する領地が増えていくことに伴って、居城(領主が拠点とした城です)の場所を移したことが知られています。この居城を移すことは、信長の父である信秀も行っているのです。今回は、嫡男(正室(正妻)の産んだ男子のうちの最も年長の子供のことです)である信長に大きな影響を与えたと思われる、信秀の居城移転についてまとめます。

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