大人も学べる 理文先生のお城がっこう 大人も「お城がっこう」| 歴史編 第14回 足利将軍家の館「花の御所」

室町幕府の3代将軍になった足利義満は永和4年(1378)に、足利家のために構えが大きくて、りっぱな造りの屋敷を造りはじめました。屋敷は、京都の北小路室町の崇光上皇(すこうじょうこう)の御所(位の高い人の住まい)跡と左大臣であった今出川公直(いまでがわきんなお)の住まいである菊亭(きくてい)が焼けた跡地をあわせた場所になります。その敷地の広さは、東西1町×南北2町(1町は約109m)もありました。足利将軍家の邸宅は、花の御所、室町第(むろまちてい)、室町殿( むろまちどの)、室町御所とも呼ばれました。

こちらの記事は会員限定です。

城びと会員登録(無料)をすると
続きをお読みいただけます。

関連書籍・商品など