大人も学べる 理文先生のお城がっこう 大人も「お城がっこう」| 歴史編 第27回 畿内と周辺の城1

摂津(現在の大阪府北中部の大半と兵庫県南東部)・河内(現在の大阪府の南東部)周辺では、幕府管領(室町幕府において将軍に次ぐ最高の役職で、将軍を補佐して幕府の政治を動かしていました)の畠山氏が内輪もめにより、誰が次の権力を握るかの争いを繰り広げていました。この畠山氏の内輪もめの間に、もう一人の管領細川氏が幕府を動かすような力を強めることになります。こうして、畿内周辺では畠山氏と細川氏の両者の勢力を強めようとする争いに、阿波(現在の徳島県)から三好氏が加わり、三者がからみあう勢力争いとなってきました。

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