大人も学べる 理文先生のお城がっこう 大人も「お城がっこう」| 城歩き編 第46回 窓を開く

窓は、照明の乏しかった時代には自然の光を取り入れる(採光)ために非常に重要な装置でした。また外気を取り入れ内部の空気を排出する(換気)ための通気口としても重要だったのです。窓とは、採光と換気を主な目的として設けられた壁面に付ける外に向かって開いている部分のことです。現在と異なって、出入りをするために使うことはありませんので、通常は腰の高さより高い位置に設けられることになります。天守や櫓に設けられた窓には、採光と換気の他にも、とても大切な役割がありました。今回は、窓の役割と種類や構造について考えてみましょう。

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