大人も学べる 理文先生のお城がっこう 大人も「お城がっこう」| 城歩き編 第37回 作事とは、なんだろう

お城を建てるための工事は、まず堀を掘ったり、曲輪を造ったり、石垣を積み上げたりする「普請」と呼ばれる土木工事から始められます。「普請」が終わると天守や門などを建てる建築工事「作事」が始まります。

作事には普請奉行とは別に作事奉行が役目に就くように命じられ、左官(建物の壁や床、土塀などを、こてを使って塗り仕上げる仕事、またそれを専門とする職種のことです)や大工(主として木造建造物の建築・修理を行う職人のことです)など専門の職人が雇われました。

こちらの記事は会員限定です。

城びと会員登録(無料)をすると
続きをお読みいただけます。

関連書籍・商品など